宮崎でフェニックスリーグを視察中の日本ハム新庄監督が、侍ジャパンとの強化試合で新戦力を徹底チェックする。「試合に出させます。侍。(斎藤を)投げさせるし、江越君も守らすしね」と断言。「トレードで来て不安なところで侍の試合に出る。気持ちの面で『よっしゃあ、やったる!』というね。テレビ放送もあるんでしょ? 全然(やる気が)違うと思うんですよ。期待を込めて」と、実力+αの発露を期待し「そこで打ったり走ったり抑えたりしてくれたら、僕もうれしいし」と、言葉を続けた。

 相手は日本球界の精鋭たちで、実力テストとしては、最良の舞台と言える。「彼らの潜在能力を生かせるように、ちょっと話しをしてから練習をやってもらいたい。小学校から野球をやってインプットしてきたものを全て捨てて」と、固定概念の打破をお願い。「ウワサによると、僕と同じくらいの守備やスピード」と期待する江越については、打率2割7~8分で20本塁打、もしくは「守備が良くて走力があってチャンスに打てるバッター。『この選手使いたいな』ってなる」と、低打率でも勝負強い打撃を求めた。