https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221026/k10013870341000.html
プロ野球、広島は、来シーズンの日程について、来年、G7サミットが広島県内で開催される影響で大型連休後のおよそ2週間、ホームのマツダスタジアムで試合を実施できないとNPB＝日本野球機構に伝えたことが分かりました。

G7広島サミットは、来年5月19日から21日の3日間の日程で開催され、各国の首脳や政府関係者が広島県内を訪れるほか、この期間の前後にも国内外の報道関係者や警備を担当する警察官など多くの人たちが集まることになります。

これを受けて球団は、来シーズンの試合の日程について検討した結果、5月の大型連休後の5月8日から22日にかけて、広島市のマツダスタジアムでは、ホームゲームを実施できないと判断しました。

球団によりますと、理由についてビジターチームが遠征で泊まる宿泊施設を確保できないことや、警備に伴う交通規制のため広島市内で人の移動が制限されファンの観戦が困難になることなどを挙げています。

球団はNPBにこの方針を伝えていて、了承されれば来シーズンの広島は大型連休のあとに2週間にわたってビジター戦が続くことになります。