広島の新井貴浩新監督が、来季の改革の一つとして坂倉将吾捕手を捕手に専念させる方針を固めたことが16日、分かった。この日までに本人と話し合って通達した。今季チーム唯一の全試合出場も、捕手での出場は6月29日のヤクルト戦(神宮)が最後で18試合にとどまった。今季155安打は、リーグトップの中日・岡林らに6差の4位。強打の捕手として、チーム再建の鍵を握る存在となる。
 坂倉は、かねてから捕手への強いこだわりを抱いていた。15日に新井新監督がサプライズ乱入した新ユニホーム披露会見で対面した際に「お話できる時間があれば」と声を掛けた。新指揮官も、その意図は分かっていた。自身が言葉を向けるまでもなく「来年は捕手一本で」と伝えられた。


新井にも話入ってたんやろなあ