民放RTLと調査報道サイト「フォロー・ザ・マネー(Follow the Money)」は、首都アムステルダムと第2の都市ロッテルダム
(Rotterdam)に外交支援を行うとする中国の「警察署」が2018年に設置されたものの、オランダ当局へは申告されて
いなかったと報じた。さらに、同国に在住する中国人の証言を基に、中国当局が自国の反体制派を取り締まるためにこうした
「警察署」を利用していると伝えている。

 今回の報道は、スペインの人権団体「セーフガード・ディフェンダーズ(Safeguard Defenders)」が先月行った調査に基づく
もので、同団体は中国がオランダの2か所を含め、世界各地に54の海外警察センターを設置していると指摘していた。
https://www.afpbb.com/articles/-/3430919