野球漫画は冬の時代? 『ダイヤのA』『フォーシーム』連載終了、『ブルーロック』『アオアシ』などサッカー漫画が隆盛

「ビッグコミック」で連載されていた人気野球漫画『フォーシームNEXT』が、10月25日発売の同誌にて最終回を迎えた。
そして、26日発売の「週刊少年マガジン」48号では、アニメも好評を博してきた『ダイヤのA actII』(寺嶋裕二)が幕を閉じる。

国内最大級の電子書籍ストア「ブックライブ」による「少年マンガ・青年マンガ 上半期ランキング2022」においては、発表された50位までに野球漫画の姿がない。
同ランキングでは5位に『ブルーロック』、6位に『アオアシ』(小林有吾)と、アニメ化も話題のサッカー漫画2作がランクインいるのが対照的だ。

 社会状況として、野球人気を支える大きな柱のひとつである高校野球/甲子園が、コロナ禍の影響で厳しい状況が続いていたこと、野球とサッカーを比較するのであれば、2022年はW杯イヤーということもあり、話題性にも大きな差がある。

野球漫画は冬の時代を迎えるのか。ひとつのモチーフも多様な切り口で作品化されている現在、ジャンルを一括りで語る時代ではないのかもしれないが、
いちファンとして、野球漫画というシーンに大谷翔平を超えるスターが登場することに期待したい。

https://news.yahoo.co.jp/articles/00b74d019db16c4c21808c68c4731c967b056c9b