「オ、オナラ…だと?」

オークの言葉にクレナは怪訝な表情を浮かべていた。身体には何も変化は無いように思えたが、次第に彼女は腹の中に違和感を感じた。

ギュルギュルギュルッ…

「くっ…!!」

腹音が鳴り、下腹部が猛烈に張っていくのを感じた。

「早速効いてきたようだな」

オークはニヤニヤと不敵な笑みを浮かべながらクレナの顔を見つめ、彼女の苦悶する様子を楽しんでいるようだった。

「くっ…ふぅっ…はあぁぁっ…」

クレナは苦痛に顔を歪め、艶めかしい吐息を漏らしていた。顔は紅潮し、額にはじっとりと汗が溢れていた。

「苦しそうだな…出したら楽になるぞ?」

オークは彼女に顔を近づけ、耳元で囁いた。彼女はその誘惑に一瞬揺らぎそうになったが、顔を上げ凛とした表情でオークを見つめた。