あの間、あの演技、あの伴奏、あの構図、、
純文学的なレトリックに富む原作を、芸術的な映画作品、映像作品へと昇華させる天才─それが中山竜監督だと思う
たぶん、所謂“アニメ”─宮崎駿以降のアニメに慣れてしまった凡人は中山氏の芸術を理解できないと思う 普通のアニメにしろ!そう主張すると思う

でも、『チェンソーマン』は歴史に残る作品だ
その素質は十分にある アニメ化前から原作も売れては 海外の数々の名誉ある賞を取っている
普通の“アニメ作品”、普通の“大衆映像”にするか、それとも、宮崎駿のルパン的、革新的立ち位置にするか
後者で正解だったよ

まだ9話ある 本格的な批評は終わってからで良くないか?