日本の国歌である「君が代」の歌詞に歌われることで、その名が知られている。ただし、歌詞中のさざれ石(細石)は文字通り、細かい石・小石の意であり、それらの小石が巌(いわお)となり、さらにその上に苔が生えるまでの過程が、非常に長い歳月を表す比喩表現として用いられている。

伊吹山の東麓、岐阜県揖斐川町春日(旧揖斐郡春日村)に、「君が代」の歌詞の由来だとする説から、岐阜県の天然記念物に指定されている石灰質角礫岩があり、周辺は「さざれ石公園」として整備されている。

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