11月5日の侍ジャパンとの強化試合で登板予定の日本ハム・吉田が、宮崎でのフェニックス・リーグ、西武戦で調整登板した。9月28日のロッテ戦以来の実戦登板とあり、6回から救援したマウンドは3四球が絡み、1回1安打3失点と苦しみ「実戦感覚が全くなかった。修正して臨みたい」と苦笑いだった。

 シーズン終了後もブルペン投球を行ってきたが、約1カ月のブランクに「(試合前の)ブルペンではいい感じだったけど、打者が立つと早めに(体が)打者の方に流れてしまった」と対打者の投球に課題を残した。それでも伊藤から教わった横変化のスライダーには手応え。初めて試合で投じたが「変化自体はそんなに悪くなかった」と振り返った。