https://news.yahoo.co.jp/articles/1c7d5c3ba25220bf7c1728dbf855dd540c38536c
試合の終盤で取材に応じていた栗山監督が「ちょっと見せてよ」と中断を願い出て、グラウンドに目を向けた。山崎颯が登板したからだった。宇田川も山崎颯も150キロ台後半の力強いストレートにフォークなどを交えて、打者を牛耳る投球スタイル。来年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に向けてはともかく、将来楽しみな存在とインプットしたようだ。

 「宇田川くんもすごく楽しみ」。山崎颯の投球には「ナイスボールだったね」と賛辞を贈った。そして成長著しい選手の登用に関しては「きょうで言えば、名前を挙げろと言うのであれば、颯一郎であったり宇田川くんであったり。これからチームの難しいところを投げていくんだろうな、という選手たちが、この一番難しい9月に来て、結構出てきているので、本当にギリギリまでメンバー選考は引っ張っらせてもらいながら、あのとき、こう考えておけば良かったな、とかがないように、そういうふうにやっていきます」と話した。