コン・ハソン又石大学消防防災学科教授の見解も同じだ。同教授は「立って挟まれたままでも強く圧迫されることがあり、圧死する可能性はある」「人が体を支えられない状況では、少なくとも自分の体重の1.5倍以上の圧力が外部から加えられているということになるが、今回の事故では狭い路地に一度に数百人が集まったため、その圧力が急激に増した」「立ったままで肋骨が折れる状況もあり得たと思われる」と述べた。

 該当の職業に就いているという認証を経た上で参加できる匿名のインターネット・コミュニティー・サイト「ブラインド」にも、「医師」で登録されている人物が同様の投稿をしている。この人物は「圧死の主な原因は臓器破裂でも腹腔内出血でもなく、単純呼吸不全だ」「呼吸空間がない状態で呼吸筋が耐えられないほどの圧力で押されれば、息ができずに窒息する」と説明した。