また、今年10月には米ロサンゼルスに留学中のジャニーズJr.の7人組ユニット『Travis Japan』(トラジャ)の全世界デビューを果たしている。これらを仕掛けたのも滝沢氏と言われている。

「ジャニーさんが亡くなったあと、滝沢さんはテレビ各局にスーツ姿で名刺を持って熱心に挨拶回りしていた。『タッキー&翼』で一時代を築いたにもかかわらず、平身低頭。局幹部に“接待”のようなこともやっているそうですよ。

その甲斐あってか、10月期の連続ドラマは“ジャニーズ祭”といわれるほど、ジャニタレが多く出演していました。もし、滝沢氏がジャニーズ事務所から抜けるとしたら、若手育成だけではなく、音楽活動やテレビ出演などにも影響が出そうですね…」(スポーツ紙記者)

ジャニーズアイランド社長の後任には、井ノ原快彦が就くとみられているという。

‘19年にジャニー喜多川氏、‘21年にはメリー喜多川氏と事務所の大黒柱を続けて失った。それを支え続けてきたのが滝沢氏であることは、間違いないだろう。

芸能界で一大勢力となっているジャニーズ事務所は、今後どこへ向かうのだろうか…。