以前、週刊文春で滝沢君の義経を批判していた。
漢字が分からず、セリフが覚えられないというのである。
松平健ら共演者に呆れられたとか、怒られたとか書かれていた。
子供のころから忙しく仕事をしていて、学校なんか行くヒマがなかったろうから、漢字もあまり覚えられなかっただろう。何だか気の毒である。
脚本家も困って、どんどんセリフを減らしているらしい。
見ていると確かにセリフが少ないし、どれもこれも短い。
主役の登場シーンを大幅に減らすわけにもいかないから、
「満月を見上げる義経」
「横笛を吹く義経」 「視線を落とし、物思いにふける義経」 「マツケンらの力んだセリフを、目を閉じて聞く義経」 てなシーンが何度も繰り返され、義経のキャラクターが実に希薄になってしまっている。
http://speedbird.air-nifty.com/speedbird911/2005/09/post_b100.html