【ドラフト】広島6位 既婚の末包昇大「家族と相談して選択を」

 広島東洋カープから6位指名を受けた、大阪ガスの末包(すえかね)昇大は妻帯者。社会人3年目での指名を「ラストチャンスだと思っていたので、本当にうれしい」と喜んだ一方、「今後の人生もある。家族とも相談し、一番いい選択をしたい」と言葉を選んだ。

 身長188センチ、体重110キロ。最大の武器の長打力に加え、50メートルを6秒2で駆け抜ける脚力も併せ持つ。「動けないと思われたくない。走れて、守れてというのは意識しています」と力を込める。

 母校東洋大の同級生ではDeNA上茶谷や中日梅津たちが先にプロ入り。広島の隠し球的存在だった男は「彼らと対戦したい。目標は鈴木誠也選手。本塁打王、打点王を目指したい」と憧れてきた舞台への思いもあふれ出た。