大谷「はい……」

――シーズン終盤、打球が上がらないまま終わった(9月11日の34号を最後に22試合ホームランなし)ことについては、どう捉えていますか。

大谷翔平(以下、大谷) 惜しい当たりも何球かあったんですけどね(笑)。シーズンの最後のほうはとくに打率を意識して、ホームランを前提とする打席を減らしていました。それでもどこかで出ると思っていたんですが、やっぱり、打率か長打かという意識のちょっとした違いがホームランになるかどうかのあとひと伸びにつながるんだな、と思いました。その分、三振が減るというプラスの要素もありましたし、そうやっていくつもある選択肢の中から、来年、何を重視するかというところはこれから考えようと思っています。

https://number.bunshun.jp/articles/-/854989?page=1