マッチングアプリに登録して感じた「女尊男卑モドキ」、そして勘違い女が増える未来を懸念する三十路女

楽しい、と感じたのは本当に一瞬だった
そんなことを考えつつ、実際お前はどうなんだ、という話ですよね。
私としては、最初の1週間くらいは楽しかったし、良い気分でいろんな人とやり取りをしていました。
ただ、すぐに知らない人と会話をすることの難しさとわずらわしさに絶望して、気持ち悪いくらい賛辞の言葉が降ってくる環境が気持ち悪くて、ほんの少しだけ辛くなってしまいました。
登録して3日後には、「可愛いですね!綺麗ですね!」という薄っぺらい言葉に
「ほめてくださってありがとーございます!ちょろいのでほめられてご機嫌です。笑」
みたいな、容姿をほめられた時用の定型文みたいなものが自分の中で出来上がる始末。
(この文章見たことあるな、っていう男の人いたら教えてください、多分私とマッチしてるから)
ちなみにこの返し、ご好評いただくことが多いので「可愛い!」攻撃への返答に困っている女性は使ってみてください(笑)


そして思った。マッチングアプリは日本の女性のために良くない。
絶対に女どもが勘違いして理想がどんどん高くなって晩婚化が進むだけだ、と。


やたら大量に来る「いいね」に自分がモテる、という錯覚をしてしまって、「可愛いですね、美人ですね」の言葉に自分がイケていると勘違いをしてしまって。
きちんと見定めないで甘い言葉をくれるだけの男とばかり会って、そうするとどうにもこうにもまじめにお付き合いしたい、という人に巡り合えず。

でもたまーに、とんでもないイケメンと出会ってしまうと「私はこのレベルの男とデートできる」という謎の自信を得て、よりスペックが高い男を求めるようになる。
そんな女性が多いのだろう、とマッチングアプリで仲良くなった男性と話をするたびに感じる今日この頃なのです。
(余談ですが、私はマッチングアプリ使用以前から自分は可愛いと勘違いしている勢なのでまた少し違う問題を抱えております)