時雨(しぐれ)は、日本海軍の白露型駆逐艦2番艦である。日本海軍の艦船名としては1906年(明治39年)竣工の神風型駆逐艦 (初代)・時雨に続いて2隻目。
第二次上海事変・珊瑚海海戦、ミッドウェー海戦、第三次ソロモン海戦、ベラ湾夜戦、第一次・第二次ベララベラ海戦、ニュージョージア島の戦い、ブーゲンビル島沖海戦、マリアナ沖海戦、レイテ沖海戦などを歴戦。
『呉の雪風、佐世保の時雨』と呼ばれ、海軍史研究者で米元海軍少将サミュエル・モリソンは自著で時雨を「幸運艦」「不滅艦」と記した。
1945年(昭和20年)1月24日、輸送船護衛中にマレー半島近海で米潜水艦に撃沈された。