オリックス・吉田正尚外野手(29)が3日、ポスティングシステム(入札制度)による米大リーグ移籍を、球団に初めて直訴した。大阪・舞洲の球団施設で約40分、福良GMらと会談。球団側は吉田正の希望を十分に受け止めた上で、改めて来季以降も不可欠な戦力であることを伝え、ポスティングを容認するかの回答はしなかった。今後は代理人を交えて話し合いを続ける。

 チームを26年ぶりの日本一に導いた主砲は2日、「(メジャー挑戦は)自分の夢として、ずっとあった。チャレンジしたい。今の気持ちを正直に話そうと思います」と報道陣に公言。一夜明けてさっそく、球団側に直接、思いをぶつけた。ただ、吉田正は編成面など球団側の事情も理解しており、2日の取材で、年内決着が理想と語っていた。

 この日夜は御堂筋パレードに参加。出発前のあいさつで「去年のリベンジを果たすことができた。みなさんも僕たちもすてきな一日になることを祈っています」とファンに語った。

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