コロナ“第8波”で岸田総理「経験踏まえ医療提供体制を充実させていく」行動制限などは求めない考え

新型コロナの「第8波」は始まっているのでしょうか。全国の新規感染者数は3日間連続で6万人を越えました。岸田総理は「これまでの経験を踏まえながら医療提供体制を充実させていく」として、行動制限などは求めない考えです。

立憲民主党 早稲田ゆき衆院議員
「今回この第8波これはまちがいなく、もうひたひたと寄せております。もう始まっているとも言えるかもしれません」

コロナの感染拡大が続き、季節性インフルエンザの同時流行も懸念される中、国会では政府の“備え”について議論が交わされました。

立憲民主党 中島克仁衆院議員
「この第8波、また季節性インフルとの同時流行の懸念、具体的な取り組み内容をお示ししていただきたいと思います」

岸田総理
「いわゆる第8波対策については、季節性インフルエンザとの同時流行も念頭に、これまで拡充強化していた医療体制、都道府県とともに協力をし万全を期していきたい」

岸田総理は、予想される“第8波”について、今月中に発熱外来や健康フォローアップセンターなどの整備体制の強化を自治体にお願いしているとして、「これまでの経験を踏まえながら体制を充実させていく」と説明しました。

政府は今後も行動制限を行わず、感染症対策と経済社会活動の両立をはかる方針です。