デビュー当時から海外で活躍できるグループを目指してきたKing&Prince。だが、岸は「だんだんと夢と目標に自分の実力の差とギャップを感じるようになっていきました」と限界を感じていた。さらに、メンバーとの目標の違いが生まれたことにより「自分の夢を自分で否定する自分にがっかりして落ち込んだりする、そんな日々が続いた」と葛藤に悩んでいたことも明かした。

平野も「改めて自分の年齢と向き合ったときに、グループのそれぞれの活動方針を踏まえた上で全力で取り組んだとしても、もう遅いなと感じてしまい目標を失い、今回の決断に至りました」と、海外進出の夢を果たせないことが理由の一つとした。

 平野とともに脱退と同時に事務所も退所する神宮寺は「自分勝手な考えではあるのですが」と前置きした上で「メンバーがこの先一人でも退所するという話が出たときに、自分も退所させていただくということを本当に勝手ながら自分の中でそう決めていました」と、胸の内を明かした。