鹿児島市で先月18日に行われた県警の柔道大会に出場した警察官が試合直後に倒れ、1日、搬送先の病院で死亡した。

死亡したのは肝付警察署の松薗祐輔警部補(35)。松薗さんは先月18日に鹿児島市で行われた県警の柔道・剣道大会に柔道の選手として出場。試合中に「払い腰」という技を受けて、畳で頭を強く打った。試合終了の礼をしようと一旦立ち上がったものの、ふらついて前に倒れた。病院に搬送した時には意識はなく、1日、亡くなった。

松薗さんは柔道初段で、大会当日の健康状態にも問題はなかったという。

県警では2002年と2013年にも剣道や逮捕術の大会で同様の死亡事故が起きている。

県警は「事故を重く受け止め、安全対策の一層の充実に向けて取り組みを進めたい」とコメントしている。

県警の柔道大会で負傷の警部補が死亡
https://news.yahoo.co.jp/articles/63e1a6ff1dd747a8e4a0bfb8eef059aeacb50e13