今回は、平成29年賃金構造基本統計調査の「第9表賃金階級、性、年齢階級別労働者数割合(2-1)」を参考にしていきます。

それによると、30代前半の男性で、賃金階級が1000万円以上1200万円未満になっているのは、全体の0.1%。1200万円以上に関しては、0%となっています。30代後半においては、1000万円以上1200万円未満が0.1%、1200万円以上も同じ0.1%です。両方を足しても、わずか0.2%にとどまっており、非常に少ない割合であることが分かります。

つまり、30代後半でも、1000万円を達成できているのは、わずか0.2%ということになります。一方、女性の場合は、30代前半で1000万円以上の賃金を得ているのは0%、30代後半でも0.1%となっています。

バカ「30代で年収1000万は普通!」