新海誠作品にはほぼ出てる「電車」シーン
電車=自分の意識とは関係なく進んでいくもの=時間の比喩として使われてきた
そして新海誠作品の主人公達はその電車=時間に身体を委ねて進んでいくことしかなかった
そこに新海誠作品の無常感、虚無感、ノスタルジーが生まれてたわけやが

天気の子ではそれを逆手にとって線路の上を主人公に走らせた
秒速では止まった電車の中で何も出来ずにいた男を描いた新海誠が、今回は線路の上を走らせて自分で未来を掴み取る男を描いたんや