“最悪の1年”を終え、それでも滅入ることなく前を向いた秋。秋季キャンプでは本隊メンバーに入らず、調整を一任された。同じく“フリー”だった三ツ俣大樹内野手と桂依央利捕手は、10月22日に戦力外に。
単なる偶然にもとれるが、SNS上では「京田(の去就)が怖くて仕方ない」「桂と三ツ俣と、同じくフリー組の京田陽太の今後が不安である」「流石に心配なんだけど……」との声が上がっている。

 周囲はざわついている。ただ、京田自身がやることは変わらない。
「どんな状況になっても、僕が目指しているところは、とにかく試合に出ること。そのためにバッティングが物足りないのはわかっています」。
かつてこう言っていたように、“出場欲”は増すばかり。脇目も振らず、2023年に突き進んでいくしかない。