無い、そんな日の練習帰りにあいつは打ち明けてきた。
「これ、タクムさんだけに言うんすけど…」
一番聞きたくなかった言葉を。
俺の気持ちに1ミリでも気付いてくれてたら。
こんな思いをすることも無かったのに。
「俺、マキのこと好きなんす」