フェイスブックなど主力のSNS(交流サイト)部門に加え、注力分野に据えている仮想空間、メタバースを担当するリアリティー・ラボでも社員を解雇する。
米国外も対象となる。全社員に9日中に電子メールで詳細を通知し、削減対象となる社員は同日いっぱいで電子メールを含む社内の情報システムへのアクセスを遮断する。

同社の社員は19年12月時点では約4万5000人だったが、今年9月末には8万7000人超に増えていた。
マーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は同日、社員に
「パンデミック(新型コロナの世界的な流行)後も世界のオンライン化が加速度的に進むと予想して大幅に投資を増やしたが、期待通りにいかなかった。
私の間違いで、責任をとる」と説明し、謝罪した。