ピンドラで幾原が木村昴を酷評したエピソード

木村:……でね、練習をしてスタジオに伺って意気揚々とマイクの前に立って。で、お芝居をしまして。
でもそのあとですよ、強烈だったのは……
監督が「ちょっとこっちに来てくれないか」って言うので、伺ったら監督、そこでおっしゃったこと、覚えています?

幾原:何だろうな。「下手かな」みたいなことを言ったかな?

木村:下手かな、じゃないですよ、監督。「君ほど下手くそな人に僕は会ったことがないよ」、って言ったんです。

幾原:そんなに(笑)!?

木村:そうですよ、僕も初めて言われましたよ(笑)。

幾原:あ、そう(笑)。
まぁね、本当のことを言うと、もともと指名で行こうと思っていたんだけど、周りからも一応オーディションをやったほうがいいって言われて。
俺のなかではほぼほぼ木村昴で行こうってかなり決まっていたのよ
。でも万が一全然ダメだったら、ちょっとまずいかもって周りからも言われて……
「じゃあ、一応オーディションやろうか」ってことになって、呼んでやってもらったら、俺が想像していたよりも厳しい、と。

木村:(笑)

幾原:俺も「まぁまぁ厳しいとは思うけど、多分行けると思うよ」って言っていたけど、「もうマジで厳しいな」と思って。
「こいつ芝居が1つしかない」と思って(笑)。
それでしばらく考えたよね、俺もでも最初に決めていたから、「もう木村昴で行くしかないな」と思って。
で、その代わりに「ちょっと練習しようか」って話になってね。そこから何ヵ月か練習したんだよね。