ケネディやったわ

靴磨きの少年とは、稼ぎが少なく投資知識がほとんどない靴磨きの少年までもが今流行りの儲け話を知っていて、世間ではもう買う人が少なくなり、価格の天井や暴落が近いことを指す。この話はアメリカ大統領のジョン・F・ケネディの父、ジョン・P・ケネディの実際の体験談と言われている。

ある日、ケネディ氏が少年に靴を磨いてもらっていると、少年の口から「この株が儲かるんだって!」という話が出た。これを聞いたケネディ氏は、投資に興味を持たないような子どもでさえもこの話を知っている、きっと流行りの終わりも近いと判断し、保有していた銘柄を売却。この数日後に起きた世界恐慌のトリガーと言われている“ブラックサーズデー(暗黒の木曜日)”を回避した。

https://www.finance-stadium.jp/magazine/column/74e64488-0229-444c-a173-1f7a090fcfd9/1768