元プロ野球選手の村田兆治さんの自宅が燃え、村田さんが死亡した火災で、火元とみられるリビングから暖房器具やタバコなど火の気のあるものが見つかっていないことが分かりました。

村田さんの自宅には、けさも規制線が張られ、東京消防庁の職員が調査のため出入りしています。

きのう未明、東京・世田谷区の村田兆治さん(72)の自宅2階から火が出て、村田さんは病院に運ばれましたが、一酸化炭素中毒の疑いで死亡しました。

警視庁への取材で、火元とみられる2階のリビングから暖房器具やタバコなど火の気のあるものが見つかっていないことが分かりました。

村田さんは1階の寝室ではなく、火元近くの衣類などを置いてある小部屋で、床に座った状態で発見されたということで、警視庁などは出火原因をさらに詳しく調べています。