広岡達朗氏、古巣・巨人への苦言 ドラフト1位・浅野翔吾には「気の毒だよ」
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今季3位につけた阪神は、矢野燿大(53)に代わって岡田彰布(64)の監督再登板が決まった。ポジションが流動的だった主軸の佐藤輝明(23)を三塁に、大山悠輔(27)を一塁に固定する方針だが、広岡氏はこの岡田監督を評価する。

「『守備、打順を固定する』と具体的に話していたが、監督としてずいぶん成長したなと思った。外の球団で指揮を執り、ネット裏から勉強して、『ポジションを動かすことはよくない』という哲学が身に染みたんだろう。監督の方針が明確なら選手も動きやすいですよ。

原にはその軸がない。4番はシーズンを通してにらみがきかないとダメなのに、平気で岡本和真(26)を6番に落としたりする。選手にも『下位で打たされるなら辞めます』というような気概が出てこない。毎日のように打順を替えてホームランばかりで点を取っても、その1点に重みはないですよ。相手にプレッシャーを与えることの意味がわかっていない」