課題のスタートもしっかりと決まって「よし!」と思ったのもつかの間、最後方までズルッと下がってしまったときは目を疑いました。勝負どころでも内を突かずに、大外をぶん回し。あれではとても届きません。
レース後、鞍上のミルコ(M.デムーロ騎手)は開口一番「うまく乗れませんでした」と謝ってきました。ハミを噛(か)んだのを気にして手綱を引いてしまったとのことですが、ちょっといただけない騎乗ぶりでした。何より、馬がかわいそうです。
幸いレース後も疲れはないようなので、もう一度ミルコとのコンビでエリザベス女王杯(11月13日、阪神、GⅠ、芝2200メートル)に向かいます。今度こそしっかりと乗ってきて、ライラックの全力を発揮させてほしいと思います。

これで2着なのが格好エエわ