コツコツとコンクリートに刻む足音を踏みしめるたびに
俺は俺のままでずっと在りたいと願っていた
裏腹な心が見えてやりきれない夜を過ごし
逃げられない夜の中で今日も寝たふりするだけさ

死ぬほど憧れた大都会“東京”
ペラペラのショルダーバッグ持って北へ進んだ
ざらざらの砂を噛むと説き伏せられた正直さが
今になってやけに骨身にしみるんだ

ああ幸せの金魚よどこへ
お前はどこに泳いでく

ああ幸せの金魚がほら
尾ヒレを出して笑ってら