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海洋放出に関しては韓国の学会すら問題視してない

韓国政府は処理水の海洋放出に備えて、関連部署を取りまとめたタスクフォース(TF)を作って対応策を検討していたが、2020年10月にTFは「海洋放出は科学的に問題がない」と結論付けた報告書を作成していたというのだ。
そこで問題の報告書を入手し内容を確認してみた。報告書には、韓国の原子力安全委員会が7回に渡り専門家懇談会を開き、科学的見地から処理水の海洋放出の安全性を検討した結果が記載されていた。まず汚染された地下水から放射性物質を取り除く多核種除去設備(ALPS)について「性能に問題は無い」と判断している。
その上で、ALPSでは除去できない放射性物質トリチウムについて「非常に弱いβ線を放出するもので、内部被爆のみあり得るが、生体に濃縮されにくいものであり、水産物の摂取などによる有意味な被爆の可能性は非常に低い」としている。さらに放射性物質が韓国に到達するリスクについては「海流により拡散・希薄化されるため、有意味な影響はないだろう」と判断した。ここから導かれる結論は、海洋放出は科学的に問題が無いということだ