おそらく、阿部を放出した立浪監督の真の狙いは「チーム内に競争状態をつくること」ではないでしょうか。強いチームは、控え選手がいつでも試合で結果を出せるよう備えていて、ゆえにレギュラー陣も気が抜けないのです。

ここ何年かの中日を見ていると、そういった競争がないためレギュラー陣も低いレベルで安心してしまい、怠慢に見える凡プレーもしばしば見受けられました。それが長期低迷の理由のように思います。

こういうぬるい雰囲気を一掃するためには、強制的に「競争状態」をつくるしかありません。今回のトレードで阿部が抜けて、セカンドのポジションが空いたことで、内野のレギュラーを狙っている若手にとっては、がぜんやる気が湧いてきたはず。それも“補強”の1つです。立浪監督は、いるとつい頼ってしまう阿部をあえて手放すことで、若手を使うしかない状況に自分を追い込み、退路を断ったとも言えます。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3d82cd08579f082a6d9e4d9ba3f2fe6630f1cabb

俺には何を言ってるのか理解できないのだが???