中日の京田陽太内野手(28)とDeNAの砂田毅樹投手(27)の交換トレードが成立し、18日に両球団が発表した。

中日は15日にも阿部寿樹内野手(32)とのトレードで楽天から涌井秀章投手(36)を獲得したばかりで、わずか4日間で主力打者2人を放出した。いま中日で何が起きているのか。担当記者の中澤智晴が迫った。

 4日間で2度のトレード成立。いずれも中日側から持ちかけたもので、まだ第3弾もあるとみている。

 チームの日本人打者では本塁打(9)と打点(57)で今季最多だった阿部に続き、選手会長でもある京田がチームを離れた。
京田はシーズン中からトレード候補に挙がっていた。将来の幹部候補でもある生え抜き野手の放出の根底にあるのは立浪監督の「このままでは勝てない」という危機感だと思う。

(中略)

 恩師である星野仙一氏は86年オフに中日監督に初就任して牛島和彦、翌年オフに大島康徳という投打の主軸をトレードで出した。阪神監督時代も02年オフに24人の退団者を出す血の入れ替え。いずれも就任2年目のリーグ優勝につなげた。
くしくも87年ドラフト1位で入団したのが立浪監督で、変革を間近で見た。闘将と重なる信念のチームづくりが実るか、注目している。(中澤 智晴)
https://news.yahoo.co.jp/articles/e3d31cfed06d920ffd5333bed2c4da4e5fdddc61

第3弾もあるらしいで