中日の京田陽太内野手(28)とDeNAの砂田毅樹投手(27)の交換トレードが成立し、18日に両球団が発表した。

中日は15日にも阿部寿樹内野手(32)とのトレードで楽天から涌井秀章投手(36)を獲得したばかりで、わずか4日間で主力打者2人を放出した。いま中日で何が起きているのか。担当記者の中澤智晴が迫った。

 4日間で2度のトレード成立。いずれも中日側から持ちかけたもので、まだ第3弾もあるとみている。

 チームの日本人打者では本塁打(9)と打点(57)で今季最多だった阿部に続き、選手会長でもある京田がチームを離れた。
京田はシーズン中からトレード候補に挙がっていた。将来の幹部候補でもある生え抜き野手の放出の根底にあるのは立浪監督の「このままでは勝てない」という危機感だと思う。
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