阪神の新外国人投手としてブライアン・ケラー投手(28=前レッドソックス3A)の獲得が決定的となっていることが19日、分かった。

 岡田監督は「ほとんど決まり」と合意間近であることを明言。映像などで確認済みの先発型右腕の特徴について「右(打者)は打ちづらいっていう印象。コントロールええよ。(球速は)150くらいかな。(ツーシームも)投げる、投げる。(腕の位置は)スリークオーターくらいやな」と語った。

 ケラーはメジャーでの登板はないものの、マイナー通算129試合で34勝27敗、防御率3・18。今季は31試合で6勝5敗、防御率3・27の成績を残している。スリークオーター気味のフォームからカーブ、カットボール、チェンジアップなど多彩な変化球も操る。

 チームにはこの日、契約を更新し、来日2年目となるカイル・ケラーも在籍。2人目のケラーがリーグ屈指の先発陣にさらなる厚みを加える。