そうなのです。またまたまたまた……超絶断腸の想い。
つまり尺の都合で惜しくもカットされたシーンがあったのです。


諸田監督もお気に入りのシーンだったらしく
ここを切らないと尺に収まらないと分かっていても
試写用データには入れていて「見てもらいたかった」と仰るほど。

そこで交わしていた会話こそ「学生時代」の因縁だったのです。

そんなわけで、こんな激長ページを読んで下さっている皆様にだけ
特別にカットされていたこのシーンの台詞だけでも供養お届けします!


ソノザ「……ソノイ、確かお前は学生時代にソノシと因縁があったな」
ソノイ「ああ。私と奴は生徒会長に立候補したのだが……結局当選したのは私だった。
ソノシはあの事を根に持っているに違いない。そういう奴だ」
ソノザ「……おれは子供の頃、意味もなく後ろから蹴られた」
ソノニ「……私は……子供の頃、耳垢をフッとやられた」
ソノイ「……ソノシの奴……昔からそんな事を……」
ソノニ「……なぜ、あんな奴が監察官に……」
ソノイ「家柄だ。奴は上級貴族の生まれ」
ソノザ「ふん。名家の七光か」