政子の実績
・温厚で美人な亀の前が頼朝に気に入られ伏見広綱の家に住んで愛し合っている事を知った政子が御家人に命じて家を破壊させ亀の前は命からがら逃亡。その後亀の前は変わらず頼朝の寵愛を受け、怒り狂った政子が伏見広綱を永久追放させる

・頼朝の命令で藤内光澄が義高を殺害すると、娘の大姫が病んで病床に伏した事に激怒し、頼朝の反対を押し切り処刑させる

・頼朝が討たれたと誤報が入った際、それがしが控えているから大丈夫ですと言った範頼を謀反扱いして抹殺に追い込む

・武家の棟梁になったばかりで立場が安定していない頼家が周囲と対立すると、火に油を注ぐ対応をして権威を失墜させる

・重病になった頼家が出家して一幡に全てを譲ろうと決意したことを知った時政が政子と共謀して比企一族を皆殺しにし、5歳の子供である一幡をも抹殺しようとしたが失敗

・回復した頼家がこれを聞いて激怒し、太刀を手に立ち上がったが、政子に修禅寺に押し込められた後、入浴中に北条一族の兵に襲撃され首を絞められながら股間を切られて殺害され、一幡も殺害される

・時政が畠山を言いがかりで滅ぼした際、畠山の所領は政子により畠山を討った者や政子の女房に配分され、畠山の遺児や縁者には一切与えなかった

・父親の時政と義母のりくが実朝を暗殺しようと目論んでいることを知った政子が義村に相談し、事が起こる前から陣を張り、時政を将軍の命だと呼び寄せた後伊豆に強制送還させる

・国司を望む和田義盛に前例がないとして却下する(実は前例があった)。

・後鳥羽上皇が義時を排除する為に挙兵すると、討幕が目的で鎌倉を滅ぼそうとしている。今こそ頼朝さまへの恩を返すときと演説を行い武士達の動揺を収める

・京に攻め込むことを主張する大江に同調し、守りを主張する義時泰時を押し切る。その後幕府軍が京を制圧した後、上皇を島流しに追い込む

・義時が死んだ際自らの影響力低下を恐れ、義時の妻の伊賀の方の実家である伊賀氏を潰す為に陰謀を捏造した疑惑あり


政子って地味に悪人だよな