>>708
宮本がヤバいのは打撃や守備云々じゃなくて怪我に対するあまりの意識の低さや
辞めた直後にこんな事言ってたからな
奥村は翌年のキャンプ中にぶっ壊れてシーズンを棒に振った上全く打てなくなったって言う


やっぱり練習って、厳しいのが普通なんです。当時、ほかの解説者の方たちと話をしても、ヤクルトは練習しない、ゆるいと。僕としては、まずは練習を増やそうと決めました。
そうしなければ技術不足も補えません。キャンプも含め、とくに若い選手は1年を通して練習させようと

どのチームもシーズン中に10人はケガをします。ほかのチームはそこを補う戦力があるから目立ちませんが、ウチは戦力がないから目立ってしまう。かといって、ケガを怖がって練習をセーブさせるのはどうかと……。
練習量が多くなることで、体のケアや治療の大事さもわかってくるでしょうし、自分の体にも興味を持つようになると思うんです

チーム事情もありますけど……今、奥村(展征)が万全ではないなかで試合に出ていますが、ケガをした時に話したんです。『いいよ、抹消でも』と。でも彼は『できます』と言ってくれた。
結局、プレーできるケガなのか、できないケガなのか。そのことで、ほかの選手にチャンスはいかない。競争ってそうやって生まれるんですよ。何人かの選手は、そういうことを理解してくれたかなと思っています。
今年に関しては、村上(宗隆)がそうでした。今は結果を出してのレギュラーですけど、当初は競争で勝ち取ったわけじゃなかったですからね。だからこそ、ほかの選手よりも厳しく接しました。
『あんなに厳しくされるんだったら、オレは特別扱いされなくてもいいや』とほかの選手が思うぐらい厳しくしました。そうしないとチームの和は保たれないだろうし、そのことで僕が嫌われるのはかまわないんですよ

西浦(直亨)ですね。僕がショートだったこともありますが、彼を一人前にしたかったですよね。昨年は相当怒りました。中村(悠平)にもかなりきつく言いました。
そのなかで、僕らに対して『なにくそ』という強い気持ちで向かってきて、地道に力をつけてくれた。昨年秋のキャンプでは、『だいぶ変わった』と言いました。
もうひと伸ばしすれば一人前になると思っていましたし、そうなってほしいという願いもありました。

それが今年の春、『自分はまだ完全なレギュラーではない』と自分にプレッシャーをかけてしまい、よくない方向にいってしまった。
そこにケガも重なって……。チームとしても、西浦が抜けて痛かった部分はありました。ショートというのは、どっしり育てたいポジションですので

今の人たちから見れば、時代遅れなんでしょうね。僕だってもちろん嫌われたくないですけど、若い子に好かれるようにやっていたら、伝えたいことをひとつも伝えられないと思ったんです。
ずっと厳しかったかといえば、そうでもなかったと思うんですけどね(笑)。選手たちには、基本は男らしくあってほしいと思っていました。そうなればプレーも力強くなり、責任感も出てくると思うんですよ
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