CIAと主要マスメディアの関係
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CIAと電通

日本最大手の広告代理店である電通も、CIAと歴史的なつながりがある。
電通は明治の終わり頃に光永 星郎(みつなが ほしお)によって設立された
ニュース配信兼広告代理店「日本電報通信社」が前身になる。その後、満州事変が始まると、
国策による合併を経て満洲国通信社となり、初代主幹兼主筆に里見甫(さとみ はじめ)が就任した。

里見甫とは、自らの里見機関を軸に三井物産や三菱商事と共同で中国で阿片を密売し、
関東軍の戦費を調達したり、日本の傀儡政権である汪兆銘(おうちょうめい)政権に資金をばら撒くなど、
日本の諜報機関として活動した。つまり満洲国通信社(電通)は、その下部組織になったという事である。
その後、日本は敗戦し、諜報機関である満洲国通信社は解体され、再び電通に戻る。
1945年のこの時、里見甫はA級戦犯としてGHQにより巣鴨プリズンに入所させられるが、
翌年1946年、不起訴となって無条件で釈放される。この時CIAと里見甫の間で取引があり、
CIAのエージェントとなった。これにより里見機関の下部組織である諜報機関の電通は、CIAの下部組織となった。

電通は、日本の全テレビ・コマーシャルの三分の一の直接責任者であり、
ゴールデンタイムのスポンサーの割り振りに関して実質的に独占的決定権をもつ。
多数の子会社や下請け会社を通じて行使する統制力については、いうまでもない。約120の映像プロダクション、
400以上のグラフィック・アート・スタジオがその傘下にある。午後7時~11時の時間帯の番組に
コマーシャルを出したい広告主は電通を通すしかない

欧米諸国のたいていのテレビ番組が平均精神年齢11~12歳の視聴者に合わせているとすれば、
日本のテレビ番組は平均精神年齢8~9歳に合わせている。日本で日々の娯楽の質を決定する上で主要な役割を果たしているのは電通であり、
電通はほとんどどすべてのものを最低レベルまで下げるのに成功している。