生粋のハマっ子が「タカの番長」を目指す!!

 ソフトバンクからドラフト6位で指名された桐蔭横浜大の吉田賢吾捕手(21)が16日、横浜市内のホテルで入団交渉し、契約金4000万円、年俸800万円で合意した。高校、大学で主将を務めたキャプテンシーを発揮し、持ち前の打撃力とともに、精神的支柱としてもチームを引っ張る気概を示した。(金額は推定)

 笑うとまだあどけなさが残る21歳が古き良き「番長感」を漂わせた。横浜商大高、桐蔭横浜大で主将を務めた吉田は「学年は関係なく必要なことがあれば言っていく。常に自分の声かけや行動で示そうとやってきた」と言い切る。強いリーダーシップでチームメートを引っ張ってきた。

 生まれも育ちも横浜市。ハマっ子の吉田にとって「番長」と言えば、もちろんDeNAの三浦監督だった。「小学生のころに『三浦大輔杯』という(学童野球の)大会があって、そこに出場させてもらった」。横浜、DeNAで活躍したエースを間近に見て、「かっこよかった」と幼心に憧れを抱いた存在だ。


ソフトバンクは横浜から嶺井も吉田賢吾も奪うのか?