批判が集中しているカタールのW杯開催について、筆者が大成功を祈るわけ(日刊スポーツ)

移民労働者の人権については確かにW杯へ向けた準備の初期段階では軽視された部分はあっただろう。
だがカタールでは国を挙げて改善に取り組んできだ。移民の方々が自分の職場環境が悪いと思えばすぐに転職ができたり、母国に帰ることができたりするよう法律も改正された。

そういった努力は欧州ではあまり報道されず、「人権を無視する国だ」という一方的な見方が欧州メディアを中心に固定されてしまっている。
選手たちもまた、そういった報道をうのみにし、正義をふりかざしてW杯カタール開催への疑問を口にすることがトレンドになってしまっている。