【北京共同】中国のIT企業トップらが相次いで慈善事業に寄付している。習近平指導部が掲げる格差是正の目標「共同富裕」に対応した動きで、最高額は149億元(約3千億円)。
「勝ち組」のIT長者から社会への富の還元が進んだ形だが、企業家への政治的な圧力も強まっている。

 中国の民間調査機関、胡潤研究院が、2021年4月から22年8月にかけて寄付をした「慈善家」ランキングをこのほど発表した。

 1位はインターネット通販大手、京東集団(JDドット・コム)創業者の劉強東氏で、保有する自社株149億元相当を教育や環境保護事業の基金に提供した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6e774c485b1376f6f5f41e014fd352b60d6d2cd4