90年代Jリーグバブルの象徴 カズの年俸2億4000万円は世界トップ5
V川崎は圧倒的な戦力を武器に初代Jリーグ王者に輝いたこともあり、オフの契約更改で大盤振る舞い。
リーグ最優秀選手(MVP)となったカズは2億4000万円、ラモスは1億8000万円、柱谷が1億5000万円、武田は1億2000万円、北沢が1億円と5人が億超えプレーヤーとなり、プロスポーツの先駆者、野球に迫る勢いとなった。

世界最優秀選手賞「バロンドール」を選定する「フランス・フットボール」誌をはじめ各メディアは、94―95年シーズン前に世界高額年俸ランキングを掲載。
当時のナンバーワンはイタリア1部ユベントスの元同国代表FWジャンルカ・ビアリの約2億8000万円で2位が同じユベントスの同国代表FWロベルト・バッジョの約2億6000万円と報じていた。

当時のイタリアは各国のスター選手が集結する世界最高峰リーグ。各メディアの報道は金額などに多少の“誤差”はあったものの、イタリアクラブの選手がランキングの上位を独占。
93年に創設されたばかりのJリーグ勢の年俸は欧州メディアに反映されていなかったが、V川崎時代、カズの年俸2億4000万円は当時の世界トップ5に入る金額だった。
https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/200105

全盛期は世界トップ5の年俸だったらしい