パナマの米軍クレイトン基地から特別訓練に出たレンジャー部隊7名が嵐の密林地帯で消息を絶つ。上空から3名が発見されるものの彼らは味方同士で撃ち合っており、そのうちの1人、ミュラーが捜索隊の目の前で射殺される。残りのダンバーと重傷を負ったケンドルの2名が救助されたが、いまなお隊長のウエスト軍曹以下4名が行方不明のままであった。

オズボーン大尉は上司のスタイルズ大佐の命令により元レンジャー隊員で尋問術に長けた麻薬捜査官トムの力を借りて調査を開始する。はじめは調査に非協力的だったダンバーとケンドルに尋問を進める中で次第に2人の証言に矛盾が生じ始める。やがて事件の裏にパナマからアメリカへ麻薬を密輸する軍内の巨大グループが関連していたことが明らかになってゆく。

密輸グループを押さえ、事件を解決したオズボーンであったが、トム、ケンドル、ダンバーの言葉の節々に違和感を覚える。