なんでか炎上した山下達郎さん可哀想

非常事態宣言が出されました。それに対していろいろな声があります。普通に社会生活を送っている人にとって家にこもって外に出るなという、また中小の経営者にとって店舗の営業を自粛せよという、今の状況に対して不安のない方など一人もおりません。怒りのない方だって一人もおられないと思います。皆、じりじりした気持ちです。それを口にしたい衝動を皆、抱えています。

こういう現状の中で生まれる数々の不条理へのとまどいとか、うっぷん、いらだちを抑えきれずに、ある人はそれをネットに噴出させ、ある人はメデイアを使ってぶちまけています。そうしたい気持ちは痛いほどわかります。私だって、思い切りどなりまくりたい衝動もあります。でも、そんなことしてもウイルスがなくなるわけではありません。

今、一番必要なのは政治的なものを乗り越えて、団結ではないかと思います。政治的対立を一時休戦して、いかにこのウイルスと闘うかをこの国の皆で、また世界中の皆で助け合って考えなければならない時です。何でも反対、何でも批判のプロパガンダはお休みにしませんか。責任の追及とか糾弾は、このウイルスが終息してからでも、いくらでもすればいいと思います。再三再四申し上げているように、こういうときは冷静さと寛容さが何よりも大事です。静かに落ち着いて物事を語りましょう。正確な判断は冷静さからしか生まれません。我々は我々ができることをいたしましょう。今はできるだけ他者との接触をさけ、感染の広がりを防ぐ努力をいたしましょう。