9月までの出生数59万9千人余 年間80万人下回る過去最少ペース

ことし1月から9月までに生まれた子どもの数は、速報値で59万9000人余りと、前の年よりおよそ3万人減少したことが厚生労働省のまとめで分かりました。

去年1年間の日本人の子どもの出生数は81万人余りで、今のペースのまま推移すれば、ことしは国の統計開始以来、初めて80万人を下回る可能性があります。

実際に80万人を下回れば、国立社会保障・人口問題研究所が2017年に公表した予測よりも8年早く少子化が想定を上回るペースで進んでいることになり、
厚生労働省は少子化の進行について、「結婚や妊娠を控えるなど長期化するコロナ禍の影響があったのではないか」としています。


https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221126/amp/k10013903861000.html