日本ハムから戦力外通告を受けていた片岡奨人外野手(25)と長谷川凌汰投手(27)が27日、現役引退することを明かした。
北海道・八雲町出身の片岡は札幌日大高から東日本国際大を経て、19年ドラフト7位で入団。強肩と俊足を武器に、3年目の今季は新庄監督の下で5月に1軍デビュー。8月7日・オリックス戦(京セラD)ではプロ初安打も記録したが、出場13試合で打率1割2分5厘に終わった。
188センチの大型右腕・長谷川凌は、福井商高から龍谷大、BC新潟を経て、19年育成ドラフト3位で入団。21年は開幕前に支配下契約を勝ち取るも5登板に終わり、オフに再び育成契約。今季はファームで5試合の登板にとどまっていた。
片岡は「社会人野球や独立リーグだったり、ありがたいことにお話をいだだきました。今週月曜(21日)ぐらいまでずっと考えていた中で自分なりに決めました。父親とも話をして整理ができました」と話した。長谷川凌は「もちろん現役を続けたい気持ちはあった。独立のチームからお話はいただいたがNPBだけを目指してきたので。来季はチームスタッフとしてファイターズの力になれたら」と話した。
球団職員として片岡はチーム管理部、長谷川凌は打撃投手を務める予定。