ちなムツゴロウさん
これくらい愛がないとな

1971年、畑正憲が北海道の無人島である嶮暮帰島(けんぼっきとう)に移住する際に、
かねてからヒグマと暮らしたいと思っていたところ、猟師より譲り得られたため、飼育を始めた。
畑が無人島に建てた住居は、地元民(漁師など)の手作りの平屋一部屋で狭く、一室(居間)内で子熊と同居する格好となった。
居間を柵で分け、どんべえの寝床を作った[1]。 母熊と過ごした期間の長かったどんべえは最初は畑にさえ懐かず、畑に何度も噛みついた。
一月ほどして畑正憲が裸でどんべえの部屋に入り、そのままごろ寝をしたところ、どんべえは畑を舐めはじめ、懐いたという